京都町内会バンドは今年で結成16周年(つことは、ヲレが聴き始めて(≒ライブ通い始めて)15年くらいということか)。16年間、メンバー増えたり減ったり病気したり復活したり結婚したりお子さん産まれたり就職したり、まあいろいろありましたな。
しかし、それでも、このライブの空気感がなんにも変わらないのが京町バであったりするわけで。
今日、ほぼ一年ぶりの都内でのライブも、今回意欲的に新曲2曲が本邦初披露されたりはしたけれど、いつものように鉄板の曲と、いつものようにとりとめのないMCで、居心地のいい「場所」に帰ってきた心持ちに。
年1回、真っ昼間、11時会場12時開演の1回のみ、ということで、いよいよ生で聴けるのは希少なチャンスになってきたな。
鉄板の曲の中に、NHK ETVの「きらっと生きる」*1のテーマ曲として長年親しまれた*2「ハラッパ2000」という曲がある。
ちょっとした疎外感を抱えた主人公が「♪君もそうならなんだか嬉しいや」、「♪もう少ししたら マシな時代が来るような気がする/もう少ししたら 楽しい時代が来るような気がする/待ってみようよ 追いかけなくてもいいから/待ってみようよ せっかくここまできたから」、「♪待ってみようよ 置いてきぼりにしないから」と語る歌。最後に、脈絡の説明無く「♪ハラッパ ラッパッパッパ」と示される「原っぱ」。そこはどういう場所なのか。
「君」や僕らが、屈託なく陽の光を浴びられる「マシな時代」を象徴する、約束の場所としての「原っぱ」。「ハラッパ ラッパッパッパ」というリフレインの際には、笹野が「Sing everybody!」と呼びかけてくれて、ヲレもそこで一緒に歌うんだけど、途中でいつもちょっと胸が詰まって歌えなくなってしまう。そのイメージが美しすぎて、はかなすぎて。
そんな場所へ、きっとたどり着けると願いながら、時代はそっちへ進んでいるのか、人々はその方向を見失ってしまわないか、不安がないと言えば嘘になる。そんな気持で日々過ごす自分にとって、この小さなライブの「場所」が大切な理由は、去年もう書いちゃっていたわ。忘れてたけどw
今年の5月、西方寺のイベントで行われたライブの映像をYouTubeに上げてはる方がおられたので貼らせてもらいます。アウェイでむちゃくちゃ緊張してはるw 「ホーム」である拾得やスタパでは、やっぱりゆるゆるなんだ。
しかしこれ、2曲目の「雨の夜も光る道」って、ばりばりにキリスト教の信仰の歌*3なんだけど、お寺でこれをやるとかw

昨日書き損ねた小ネタを落ち穂拾い的に:
つーかね、京町バのCD、Amazonでも入手困難になりつつあるみたいなんだけど、やっぱりiTunesで配信したほうがいいと思うよほんとに…。
観終わった第一声:
パシフィック・リム観た! 馬鹿だ! 馬鹿がおるぞー! なんだこれもう超豪速球www よくやったw
— Masatoshi Yoshizawa (@yozjp) August 10, 2013
日本ロボットアニメ・特撮クラスタ大喜びwww そら本国アメリカじゃコケるわwww
というわけで、以下ネタバレにつきフォースフィールド展開。
背景説明とかは最小限、人間ドラマはテンプレ程度で、とにかく巨大ロボ(イェーガー)と怪獣(「Kaiju」!)がひたすらバトるw しかもなぜか接近戦・格闘戦オンリーですよ!!! なんでイェーガーがカイジュウに対抗できるのかとか、それがどうして放棄されてレジスタンス的な組織に格下げされるのかとか全然わかんないw すべては、決戦しないと後がないという燃えるシチュエーションのために!
ブーンドドドな「男の子」の魂さえあれば楽しめるけど、ヲタ的教養があればもっと楽しいよ! 「あーこれはいいジャイアントロボwww」とか「ソードがwww」とか。
女子パイロットは司令官の養女だし、自爆装置の起動は当然手動だし、原子炉はメルトダウンすると大爆発するよ*1! お約束満載で最初から最後までニヤニヤしっぱなし。
ストーリーはですね、特に言及すべき点はありません。カイジュウが来た! 人類マジヤバイ! イェーガーで対抗だ! ピンチピンチ! 敵の秘密(というほどのものでもないけど)も判明して絶体絶命! 自爆自爆! 勝ったけど死んだ! でもなんか知らんが生きてたぜ! そんな感じ。
とにかくまあ、巨大ロボが動く動く。カイジュウもどことなく着ぐるみっぽい動きで暴れまくる。エネルギー充填だ! 必殺技いけー! ドドドドド! ビルの街にガオー! はー満足。そんだけ。ほんっとそんだけ。まあいいじゃない。
強いて言えば、CGの予算的クオリティ的な都合かしらんけど、戦闘場面がほとんど夜で、青空背負って颯爽とドンパチやるところが観れなかったのが残念。あと、サムいギャグは、まあアメリカ映画のお約束もやってみました、的な理解をしておくか。
そして、日本人とおぼしきスタッフの名前がほぼ全くないことに注目。これは残念に思う必要はなく、もはやヲタク文化は我々だけのものではなく、世界(のごく一部の人たち)に愛されるものになったということ。日本の文化ガーとかみみっちいことを言うのはむしろカコワルイ。そんなことを言ってるヒマがあったら、もっと面白くて燃えるものを作るために手を動かすべき。
エンディング*2の最後の最後で、「dedicated to」が出るので、ヲタはちゃんと最後まで席を立たずに、そこで泣くべし。
iTunesでダウンロードして衝撃を受けて以来、なんとかしてライブに行ってやろうと企て続けてはや2年。ついにその機会が巡ってきたよ! とんちピクルスさんのワンマンライブ@新高円寺。平日の金曜夕方だけど、お盆休みだからなんとかなる。帰郷中の田舎を午後に発てば、高円寺には余裕で着ける。
STAX FREDはアコースティック専門の、30人ほど入るといっぱいになるライブハウス。半地下でいい雰囲気。18:30会場だったけれど、空気読めないヲレはいつもの調子でちょい過ぎに*1行ってみたところ一番乗りだったw もっとのんびり行くのがこの界隈では正しいお作法だった模様。けど、おかげでいろいろお話させていただけたのは良かったか。なんだかちょっとしたご縁を憶えていていただいて嬉しゅうございます。
ライブはワンマンということで2時間ほどたっぷりと。ウクレレあり、ラップあり、ムード歌謡ありとよくわかんない幅の広さがあるので、イベントだとちょっと欲求不満になりそうなところ、いろんな傾向の作品をまとまって聴けるワンマンはいい。
セットリストは(よく知らんけどYouTubeとかにあがってる動画の感じからすると)定番モノをおさえた感じで、ヲレも知ってる曲が多くて(というかほとんど知ってる自分もどうかしている気もする)まるで初めてでない錯覚が。
ポエムリーディング的な「鍾乳洞の長い旅」を、ウクちゃん(犬人形)の声色で通してしまうのは、最初どうなんだと思ったけれど、これはこれでシュールな不気味さが増したとも言える。こういうのはライブの醍醐味。あと、名前を書けない例の曲のお祭りバージョンとかね。
今の世の中、なんだかペーソスが不足している。激しい怒りとか、不満とか、その反動のように「感動」を求める傾向とか、なにか極端な方にばかり人の心が振れていて、そこはかとない哀しみや、ちょっとした可笑しみが漂う情感が、ごっそり抜け落ちているように思える。本来、人間の暮らしの大部分はそういうもので、そこに寄りそう歌が確かにあったと思うんだけど。
とんちピクルスの楽曲は、そんな空ろなあたりに、ふっと聴こえてきたから嬉しかったんだよね。
お客さんの数が多くなかった(婉曲表現)おかげで、ずいぶんアットホームな感じでゆったり見れたのはお客としては嬉しい、つーか、都内のお前らもうちょっと来いよと。楽しいよほんと。合う合わないは分かれそうな気はするがw
また行きますよ。
今回のライブで一番好きだった「明日の絵」の映像がYouTubeにあったので、下に貼っとく:
*1 ちょい過ぎに行くあたり、いくらか空気を読もうとした努力は感じられる。
トレッキーの末席を汚す身*1として、やはり動員には貢献せねばなるまい。ここでまたコケたら、今後の国内上映の危険が危ない。
どうせなので、IMAXの3Dで見てきますた! 普通に面白かった! ということでネタバレ干渉フォースフィールド展開(というほどのネタバレはしてないけど)。
物語の要請による不自然でないアクションシーン*2は面白いし、役者が若いので別の意味でハラハラしないし*3、絵作りも派手だし、ストーリー的にも表面上わかりやすいので、普通に映画として面白い。一見さんにも十分楽しめる…らしい。
まあ、ヲレとかスレたトレッキーの人には別の楽しみ方があるわけで、これ事前知識があるとないとではちょっと同じ料金で観ていいのかしらってくらい面白さに差があるのではないか。
今回の敵が、そもそもTOSのあの人じゃないですか。あの敵の背景って、今回の映画ではほぼ台詞の説明のみじゃないですか。トレッキーには説明不要だけど、初見の人は全然わかんないわけで、まあ全体に面白いからそこは気にならないのかもしれないけど不親切だよねー。
旧劇場版二作目を観てから今作を観るのがやっぱりお勧め。おっと、前作も観ておかないと、なんであの人が出てくるのかわかんないし、その前哨戦のコミカライズを読んどかないとそのへんの細かい事情がわかんないし、その前に『STX:ネメシス』観とかないとどうしてそういうことになったのかわかんないし、そのためにはTNGの劇場版とTNGの全シーズンを…。駄目だこれは果てしないw
このほかにも、機関室のカークのシーンは旧劇場版二作目のスポックのシーンの裏っかえしだとか、スポックがあの人に通信してあの件について質問するのはちょっとした悪い冗談*4だよね、とかまあいろいろあるわけで。
勢い重視で「ちょっとそれはないだろう」ってな荒い部分があったのは確かで、たとえば今回の敵がいきなりあんなところまで「ワープ」(?)しちゃうあたりとかそれなんてオーバーテクノロジーだ。それとは逆に、カークがワープコアを直すとことか、昔のテレビの故障直すんじゃねえんだから、っていう。そもそも放射線でたどり着くまでに死ぬって言われてたのに死なないのはアレか根性か。あとあの人が「ドレッドノート級」を知ってるのはおかしいだろうと。ドレッドノート級は、TNGの最終回の平行世界の話…って、まあ、もう平行世界は事実上無限にあることになっちゃってるので、細けぇことはいいんだよ! ってことにしておくか。
はたしてリブート第三作目はどうなるのか、監督は誰がやるのか、そのへんも非常に気になるんですが、まずは日本できちんと収益を上げてくれることを祈ります。頼むよほんと。
もドゾー。
Before...
_ hilowmix [わしも字幕版見たんですが、吹き替え版もリベンジしていいかなー、とか。]
_ JunT [3D、日本語吹き替え版で見てきた。 暗いシーンが多く、画面の情報量が多い(ごちゃっとしてるとも言う)ので、2Dの方..]
_ Yoz. [なるほど、3Dでみるにはちょっと過剰な絵作りだったかもですね。けど、日本語吹き替えのためには観るしかない、かも。 ..]