忘れようとしても思い出せない日記 rebirth

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2012.08.14(火) [長年日記]

_ [日常] ウルトラマンの視点、もしくはウォドムのコクピットの高さ

帰郷2日目。

実家に居てもあんまりすることはないので、朝からアシスト付き自転車でお出かけ。

「模擬原爆」の投下地点を見に行ってみた。長崎に投下された原爆とほぼ同じもの(ただし中身は通常火薬)を、データ収集目的で実際に投下する、というミッションが、全国50ヶ所ほど実施されたらしい。長岡は空襲についてはよく知られているものの、その数日前にこんなもんが投下されていたのはヲレも知らなんだ。広く知られるようになったのは90年代以降、特に長岡のは今年公開になった大林監督の映画『この空の花』で知られるようになったんだとか。

こちらのエントリを参考にさせていただいて、わりとすんなり到着*1。この碑自体、7年前に建立されたようなので、やっぱり認知は最近のことなんだ。犠牲になった方に合掌。

しかし、旧市役所や市立劇場がすぐそばにあるところに、こんな場所があったなんて。中島みゆきさんのライブに初めて行ったのもここ。


その足で、長岡市民の方にはおなじみ、「水道タンク」を見に行ってきましたよ。

水道公園。そこに立ってる頭でっかちの塔が「水道タンク」

改めて「水道タンク」と書いてみると、その字面からはあの佇まいを連想できないことに気がついた。地上40mの塔の上にタンクを設置して、そこからご家庭に水道水を配水していた施設のことです。頭でっかちでなんとなく愛嬌がある赤い屋根。昔は水道局の施設だったわけだが、今では文化遺産として整備されて公園になっている。水道局時代は立ち入ることはできなかったし、公園になってからも来たことはなかったので、足を踏み入れるのはこれが初めて。

旧施設の建物の扉が開いていたので、覗いてみると年配のボランティアの方が待機されていた。大正末期に作られた優美な水道施設建物の中には、実際に使われていたポンプや機材も。こんな社会インフラ施設なのに、天井の処理とか窓や壁のタイルとか、えらく凝ってて当時の気合いの入りようがうかがえるというもの。

「よかったら、水道タンクに登ってみますか?」

という、まさかのお申し出に、せっかくなので乗らせていただく。報道関係者や学識経験者くらいしか入れておらず、一般客はまだ今後の話、とのことで、あくまでも「自己責任」という扱いで。

本邦初公開…ではないと思うけど。水道タンクの内部。ここは1階。

コンクリート作りの水道タンクの塔の中は、有り体に言って上り1本、下り2本のパイプのほかは階段があるだけで、思ったよりもガランとしていた*2。ドラクエの「塔」のイメージそのまんまだな、などと思いながら、狭くて急な階段を4,5階分のぼると、タンク部分に到着。頭でっかちのタンク部分の外側は木製で、その中に金属の巨大なタンクが納められていたのだ。これはびっくり。ガイキング(旧)がフェイスオープンしたら赤ん坊が泣き出すほどの凶悪な兵器集合体だった、というくらいにびっくり。

そして、このタンクの外周をぐるりと取り囲む、キャットウォークへのドアを開けると…。

うひゃー。

水道公園を見下ろしてみた。これがウルトラマンの視点、もしくは、ウォドムのコクピットの高さか…!

無理。キャットウォークの幅は1mもない感じだし、手すりもずいぶん低くて落下防止用のネットもなし。足を一歩出してみたけれど、それが限界だわw

生まれてからここを離れるまでの18年間くらい、おおむね毎日これを外から眺めていたわけだが、中に入るのも、登って外を眺めるのも今日が初めて。いやー、いいもん見せてもらった。

ちなみに、ここも『この空の花』のロケ地として使われたらしく、そのへんを推した撮影現場写真の展示などもアリ。来週の25日には、信濃川夕焼け音楽会というイベント(とんちピクルスさんもご出演)もここで開かれるらしいので、ご都合のつく方は行かれることをオヌヌメ。水道タンクに登るのは難しいと思うけど。

*1 つか、こちらのエントリの下の方にGoogle Mapsが貼り付けてあるのに気付かず、周辺写真のみでアタリを付けて行ってしまったw ヲレの土地勘もそう馬鹿にしたもんじゃない。

*2 今も隣にある水道局の資料箱が積んであったりはしたけれど

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
_ JunT (2012.08.14(火) 23:39)

子供の頃見学で中に入ったような記憶があるんだけど、現実のことか自信がないです。それだけ強烈な印象を心に残している建築物なんだよな。 <br>水道タンクだけじゃなく、まわりの施設もいい感じの古さだよね。

_ Yoz. (2012.08.15(水) 18:24)

周りの施設の中はまだ雑然とした感じで、一般公開用に整備されているとは言いがたいけれど、そのぶん好きなように見れるということでもあります。今がチャンスかも!

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