asahi.com:知財本部、推進計画を正式決定 - 政治
先日パブコメを募集していた、知的財産推進計画2006の案が今日の会合で公開された模様→知的財産戦略本部会合(第14回)議事次第
ざっと見た限りでは、PDFのこのへんが気になった感じ。
(P.90)
民間事業者においてプロテクションシステムを検討する場合は、過去の失敗例に学び、ユーザーの利便に配慮するよう奨励する。
[知的財産推進計画2006(案)より引用]
「過去の失敗例」って、CCCD(CDS-200/300系、XCP系、MediaMax系ぜーんぶひっくるめて)やOpen MGも当然含まれるわけですわな。学べよお前ら>レコード業界
(P.91)
音楽用CDについては再販売価格維持制度の運用実態と効果を検証し、必要に応じてより効果的な方途を検討し対応する。
[知的財産推進計画2006(案)より引用]
!! それなりに踏み込んだ表現。音楽CDの再販指定廃止は、ネット配信等の推進とセットでやっていただきたいので、そのへんもバランスよく進めていけるとよいかなと。
(P.93)
インターネットを通じてクリエーターがエンドユーザーに近いところで自己の作品をプロモートしやすくなるよう、2006年度から、(社)日本音楽著作権協会(JASRAC)など著作権等管理事業者や音楽出版社等の協力を得て、円滑、柔軟な権利処理を一層促進する。
[知的財産推進計画2006(案)より引用]
ふむふむ。JASRACもPodcastでの利用料とかを打ち出してきたようだけど、Podcastの仕組みへの理解も不十分っぽいし、なんだか素人さんお断りな雰囲気だったりもするので、そのへんも含めて改善していっていただきたい。
(P.93)
2006年度から、利用条件を明確化したマークを作品に付す取組を奨励することなどを通して、自分の作品を積極的に利用してもらいたいと考えるクリエーターを支援し、他人の作品や保護期間の満了した作品を活用した創作活動を促す。その際、著作権等管理事業者の協力を得るなどして、このような仕組みの利便性を高める。
[知的財産推進計画2006(案)より引用]
まああの「自由利用マーク」とかいうけったいな代物を使うよう指導されたりしたらアレだけど、方向としてはグッド!
(P.94)
コンテンツの制作・投資等を促進するためのインセンティブについて、2006年度中に検討を行い、必要に応じ所要の措置を講ずる。
[知的財産推進計画2006(案)より引用]
これはちょっと微妙。「保護期間延長がインセンティブとして有効であることがわかりました!」なんてことになるとヤバげ。と思っていたら…
(P.97)
映画の著作物については、その保護期間が「公表後50年」から「公表後70年」に延長されたが、映画以外の著作物に係る保護期間の在り方についても、著作物全体を通じての保護期間のバランスに配慮しながら検討を行い、2007年度中に結論を得る。
[知的財産推進計画2006(案)より引用]
ほら来た! いわんこっちゃない! 超反対。
(P.101)
2006年度も引き続き、音楽レコードの還流防止措置の運用状況や海外における邦楽レコードの販売・ライセンス状況を調査し、公表するとともに、輸出の拡大を促す。
[知的財産推進計画2006(案)より引用]
「引き続き」って、いままで調査・公表なんかしてきたっけか?
輸入権導入時のオレオレリサーチ資料みたいなのはもう見たくないので、ひとつ公正なやつをお願いしたく。
(P.102)
私的録音・録画について抜本的に見直すとともに、補償金制度については廃止や骨組みの見直し、他の措置の導入も含め抜本的な検討を行い、2007年度中に一定の具体的結論を得る。その際、技術的保護手段の進展やコンテンツ流通の変化等を勘案するとともに、国際条約や国際的な動向との関連やユーザーの視点に留意する。また、技術的保護手段との関係等を踏まえた「私的複製の範囲の明確化」、使用料と複製対価との関係整理等、著作権契約の在り方の見直し、オンライン配信への移行を踏まえた音楽関連産業の在り方等についての検討を進め、2006年度中に結論を得る。
[知的財産推進計画2006(案)より引用]
補償金制度について「廃止や骨組みの見直し」とは、意外に強い表現。
フェアユースも文面に盛り込まれたということで、ユーザの立場をきっちり主張して正当な権利を勝ち取らねばなるまい。大変。
つことで、パブコメを出したかいはそれなりにあった、という感触ではあるものの、これから議論していくための細ーい道筋ができたかもね、つーくらいの理解が適当かも。
もドゾー。
>マリーゴールド<br>多分スタンド使いの攻撃です。ポルポルくん風にありのままを話すが吉。
ああージョジョネタが全然わからないというヲレの弱点が…!