2004年に出てたアルバム。買うの忘れてた。ジャケット綺麗。オビには「関西の至宝」の文字。ちょっとワラタ。
一度通して聴いただけだとまだ馴染まない感じだけど、ぱぱぼっくすはヲレの場合じわじわ良くなってくるから、気長にお付き合いしたい。
しまった、激しく出遅れた。
ミュージックマシーンさん(1月21日記事)経由。
阪神・淡路大震災から生まれた名曲「満月の夕」。ヒートウェイヴの山口洋氏やソウルフラワーの中川敬のユニットであるソウル・フラワー・モノノケサミットが避難所ライブをやっている中で生まれた曲であり、ヒートウェイヴの音源としても、ソウルフラワー系の音源としてもCD化されている。ガガガSP等もカバーしてる*1っけな。
ヒートウェイヴの音源は当時SMEからリリースされており、現在は廃盤。山口氏はこれをiTMSを含めて配信して欲しい、ついては契約的にも別になるので契約を、とソニー(SME?)法務に申し入れたところ、「iTMSは無理」と言われたものの*2、「Moraならやぶさかでもない」みたいな話になったらしい。これが去年の9月頃の話?
この後、詳細は不明なものの、「満月の夕」が含まれるアルバム『1995』と、もう一枚『NO FEAR』はmoraで配信されていたらしい。
ところが、去年12月に権利上(特に送信可能化権まわり)の疑問について、ソニーの法務とやりとりした結果、配達証明付きの回答書が届いて、その後突如としてmoraから音源が削除されてしまったとのこと。
この法務の見解というのがものすごくて、1995年当時影も形もなかった送信可能化権について、それを含めた全ての権利が、契約上ソニーのものである、ということらしい。はあそうですか。
いったい、世のミュージシャン諸氏ってば、どんな契約結ばされとんねん!って空恐ろしくなるわ。こういうのはSMEだけじゃないんだろうけど。
moraからの削除は、まあ権利関係でモメそうな作品を配信し続けるのは得策ではない、という判断なんだろうし、そこだけ見れば理解できないわけではない。けど、そもそもその契約およびその解釈が、それはどうなのよ、ってモノであるわけで、そのへんにも現在の音楽業界の混迷の元凶となる体質を感ぜざるを得ない。
理屈はともかく、音楽ファン的な観点からすると、良い曲がこんなつまらないことで埋もれてしまう*3ことが無茶苦茶腹立たしい、っつー点に尽きるわけですが。しかも、よりにもよってこの時期に「満月の夕」ですよ…。もう情けないったらありゃしない。
ちなみに、ヒートウェイヴ版のライブバージョンなら、現在iTMSで買えたりする。ヲレはソウルフラワー版の方がなじみがあるけれど、こちらも良いな。
詳細はヒートウェイヴ山口氏の日記を。検索してみつけた、Interrupted Night Trainさんの記事が大変よくまとまっていてわかりやすいのでオススメ。
忘れようとしても思い出せない日記 rebirthさんとこから。 「満月の夕」がmoraから削除 SMEはもーホントにダメだなコイツら。あのね、廃盤になったアルバムを広く聴いて欲しいからつってアーティストが配信してくれつってんのよ? iTMSはダメってなんで本人がやりたいこと...
佐野氏のPodcastに、ヒートウェイヴ山口氏が登場。次のアルバムの制作にまつわる挑戦などの話に混じって、例の「満月の夕・mora削除事件」の顛末が。これで(とりあえず山口氏の視点からの)経緯がよくわかった。
もドゾー。
うあ、トラックバックありがとうございます>たけぽん様<br>SME様のクールな音楽ビジネスっぷりには常々驚きを禁じ得ませんですわねおほほほ…はあ。