最近の「散歩の達人」関係の営業の巧みさには舌を巻くよホントに。
作戦その一。毎号どこかの街を特集するわけだが、その特集する先の商店街とがっちりタイアップ。街の本屋さんや賑やかな場所でちょっとしたキャンペーンをやってみたり。商店街の各お店にはポスターが。次の号が出たら出たで、バックナンバーを在庫してもらって*1長期にわたって売ることができてしまうという。
作戦その二。毎号毎号取材して記事を作っていけば、そりゃもう情報は蓄積されるわけで。貯まった情報は、今度は地域ごと、テーマごとにまとめて増刊号作っちゃえば、あらびっくり教科書通りのマルチユース! ターゲットも絞れるので新しい広告もバンバン入るし。
あんな商売っ気のないフシギちゃんタウン誌みたいな雑誌が…。お母さんまるで夢を見ているみたいよ。誰がお母さんやねん。
で。
友達が遊びに来たりするんで、このへんのガイドブックでも買うかー、と、会社帰りに本屋の旅行コーナーに立ったところで、こないだそんな本買ったばっかりだったことに気付いた。きびすを返そうとした瞬間に目に入ったのが、この散歩の達人の増刊「栃木に驚く。」。散達のおはようからおやすみまでを見つめてきたヲレとしては、買わないわけにもいくまい。
内容をよく見ると、既存コンテンツのリユースはあんまり多くなくて、新規で取材して起こした記事が大半っぽい。本誌のようにヘンなものを追いかけるというよりは、わりとスタンダードなガイドブックノリに近い。巻末にはガイドブックのような地図と、ガイドブックのような鉄道時刻表まで。はて、つまりこれは…ガイドブックじゃろか?
「散歩の達人」ブランドのガイドブックか…。なんかこう、創刊以来の読者としては「それはちょっと違うんじゃネーノ」と言いたいところではあるが、このブランドをここまでに育ててきた手腕は素直に凄いと思う。っていうか、すげええええぇぇぇっ?! って絶叫ものですよ!
*1 買い取りか委託かは知らない
もドゾー。