Macデベロッパ方面ではそれなりに話題になってるようだけど、この10数年間、Mac OSの主要開発環境であったCodeWarriorのデスクトップ用(つまり、Mac OSやWindowsのソフトを開発するやつ)が本日付けでディスコンになった模様。
CodeWarriorには、いろーんな思い出がありますよ、ええ。
Macが68kを捨ててPowerPCに乗り換えるまでは、開発環境って、SymantecのThink PascalとかThink Cがメインだったわけですよ。ところが、こいつらがPowerPCになかなか対応しなくてAppleもデベロッパも困っていたところ、白馬の王子のごとく現れて窮状を救ってくれたのがCodeWarrior。ちょうどその頃、WWDCに行ったとき、デベロッパショーケースで輝いてましたよこの人たちは。CodeWarrior DR3かなんかのCD貰ってきて、こいつはすげえーっバグバグだけど!って感動したものです。
会社にももちろん導入してもらったけど、個人でも買ったなあー。毎年¥3万くらいは年貢(バージョンアップ料)貢いでましたよ。ええ。
その後、PILOT*1なるPDAが面白いらしい、つー話を聞くようになって、調べてみるとこれがMac上のCodeWarriorで開発するっていうじゃない。これはもう買って遊ぶしか、ってんで、たまたま行ったMacWorld SanFranciscoで速攻購入。PILOT 5000とCodeWarrior for PILOTのバンドルセット。そのとき、たまたまブースにいたBUG*2の植田さん*3御自ら売っていただいたという。*4
これがきっかけで、Palmが会社の仕事になったり、J-OSの山田さんと知りあえたり、これまたいろいろありますた。CodeWarriorがなかったら、こんな展開にはならなかっただろうなあ。
そういった個人的な事情は置いておくにしても、CodeWarriorは、確かに素晴らしかった。統合開発環境はめちゃくちゃ使いやすい(現在形)し、PowerPCコードにいち早く対応してAppleやデベロッパを助けてくれたことにも感謝してる。PowerPlantでMac OSのぐだぐだなところを(それなりに)隠蔽してくれたことにも*5。
でもなあ、やっぱ、いろんな意味で敷居が高かったよなあ。バッドノウハウの塊だった旧Mac OSプログラミング自体が敷居高かったうえに、CodeWarrior関係のドキュメントの揃い具合とか、価格とか、あれではデベロッパの裾野が広がろうはずもなかったわけで。
時代はMac OS Xになってモダンなプログラミングモデルで楽々コードが書けるし、Apple謹製のXcodeが無料で利用できる。CodeWarriorでは為しえなかった、Mac OSデベロッパ層の拡大は、ついに現実のものとなりつつある。CodeWarrior for Macの時代は終ったのかもしれない。けど、CodeWarriorの恩恵にあずかってきたデベロッパの中にそのエッセンスは生きてるわけで、ヲレらはフィードバック等でXcode等にも受け継いでいってもらうようにしなくて
あ。
何感傷的なこと書いてんだヲレは。そういや、MetrowerksはCodeWarrior for PalmOSのMac OS版を開発停止にしやがって、ヲレは怒り心頭に達していたのではなかったか。ボーナスウェアとか言って、Windows版のオマケ扱いしやがったんだよな。あれで一気にPalm OSにも醒めちゃったんだっけか。思い出したらちょっとムカムカしてきたぞ。
もーいい。バイバイ、Metrowerks。
もドゾー。
スゴい話の展開に吹き出してしまいました。>退場<br>そういえば私もPalmのコード書かなくなったのはMac版が消えてからですね。<br>最近はfor ARM使ってマズー。
そういや、Macよりは、PalmやらBeでyozさんとつながってたんですよねぇ。某誌で連載やってたときのことを思い出しました。
>>おおやさん<br>悔しかったのでXcode用のPalmの開発環境作ってみようかとも思ったんですけど、ConstructorやPOSEとうまく連動できないっぽい感じがしてやめちゃいました。マイナスのエネルギーが燃料だったので、そういうのはいろんな意味でよろしくないですね。<br><br>>>takeshiさん<br>そうだ、CW for BeOSなんてのもありましたね。それも使ったなあー。<br>そういえば某誌ではPalmやBeのページばっか書かせてもらってましたよねw Palmもあの頃が楽しかったなあー。