おそらく最後のパブコメネタ。締め切りは月曜日の17時です。
最後に問題にしたいのは、知財推進計画2004の第4章9の(9)の2)のvi)で述べられているこちら。
音楽レコードの還流防止に関する著作権法の改正案が2004年通常国会に提出されているところであり、同改正法案が成立した場合には、これを円滑に実施するとともに、法施行後一定期間後に、還流実態その他の実情を調査の上必要に応じ所要の措置を講ずる。
[知的財産推進計画2004より引用]
いわゆる、音楽CD還流防止措置こと、輸入権に関するお話です。
上記の通り、推進計画2004の時点では「国会に提出されている」という状態でしたが、現在はもう成立し、施行されています。ってのは、去年さんざん大騒ぎしたわけで、今更言うまでもないわけですが。
RIAJと税関が運用ガイドラインを定めたことで、一応無制限な権利の行使は行われないという話にはなってます。が、それってRIAJと無関係な権利者にとってはなんの意味も持たないわけで、依然として「権利者がその気になればいつでも輸入を止め得る」、「輸入業者に潜在的なリスクが生じることで、輸入を行うことを萎縮させる効果がある」ということに関しては変りがありません。まあ、いまのところ、本来の目的*1であるところの邦楽レコードの還流についても、「これこれのタイトルについては権利を行使します」という表明がなされただけで、実際に権利が行使されたわけではありません。なので、どう運用されるかはまだ全然見えていないわけですが…。
「法施行後一定期間後に、還流実態その他の実情を調査の上必要に応じ所要の措置を講ずる」とのことですから、ここは念を押しておきたいところ。実際には全く差し止めを行わなかった、ということであれば、そんな無用な条文は削除してしまえばいいんですよね。
つことで、14日17:00まで、mailフォームで簡単に送れますから、ひとこと言っておきたい方は、是非。
*1 RIAJの弁を信じれば、ですが。
もドゾー。