この3年ほどひたすら迷走を続けていた、文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会が、本日終結。本来の目的であるところの私的録音録画補償金をどうするのか、という議論から明後日の方向に逸脱して、「違法配信サイト」から音楽をダウンロードした人を罪に問うことができる*1、いわゆる「ダウンロード違法化」の方針が承認される超展開。なんだこれ脚本家出てこい!
この展開は中間整理の段階で顕著になっていたわけだが、その時点でのパブコメでは7割がダウンロード違法化に反対していた。それをガン無視ですよ。さすが文化庁俺達には出来ないことを平然とやってのける!(ry
そのへんの事情が(過剰なまでに)よくまとまっているのが、ITmediaの記事。記者は言うまでもなくIT戦士であったw
■私的録音録画小委員会:「ダウンロード違法化」で報告書まとまる iPod課金は「合意できず」 - ITmedia News
ちなみに、もともとの論点であった、iPodを私的録音録画補償金の対象にするかっつー話は、結論が出ませんでした、ということで。なんかもはやそれどころではなくなってしまったなあ。
事態がここまできたら、残る手は国会議員の人たちに請願したりする感じかな。MIAUあたりでとりまとめてくれるといいんだが(他力本願)。
*1 日本には世界にも珍しい「公衆送信権」があるので、これを侵害しつつ送信可能にした人は現状でも罪に問うことができる。一人のうp主と無数のダウソ厨、どっちが捕まえやすいかっていったら言うまでもないと思うし、これで十分強力だと思うんだが…。ダウンロードするサイトが公衆送信権を侵しているかどうかなんてわかりゃしないし、ダウンロードしてみないと中身なんかわかんないし、そもそもどういう要件を満たすと「ダウンロード」って行為をしたことになるの?とか、こんなんじゃIT企業の人たちは新しいサービス作るの怖くてできないよね、とか、なんだかいろいろと筋が悪い感じ。こういうコードを書くと、後でバグが出るわ修正困難だわ、ってなる予感がする。プログラマ的に考えて。
もドゾー。