「権利者」たちが「Culture First」の合言葉の元に集結し、私的録音録画補償金の課金対象の拡大を求めるんだと。
■「iPod課金」は「文化を守るため」――権利者団体が「Culture First」発表 - ITmedia News
■権利者団体が「Culture First」宣言、文化保護で補償金の拡大求める - INTERNET Watch
■著作権団体、統一標語「Culture First」で補償金制度維持の結束図る : ITpro
「文化が経済至上主義の犠牲になっている」という主張から、どうして補償金の要求という結論に至るのかがさっぱり理解できないわけだが。破綻した論理を平然と語る人たちには恐怖を覚える。
(記事を読む限り)相変わらず、電機メーカーに対して、自分たちが権利を持つコンテンツで儲けている分け前をよこせ、以上のことは言っておらず、ユーザへの目線はほとんど感じられない。まあユーザは眼中にないんだろうな。もともと補償金はメーカーから分捕るつもりなんだから。
しかしまあ、たかだか40億円だか10億円だかの録音補償金を膨大な数の関係者に分配して、それでどうなんの? 一人頭にしたら、1日飯食ったら消えちゃうような額じゃないのか? だったら、米百俵の故事に倣って、全額をクリエータ支援のために使うべき*1。食えないクリエータへの奨学基金とか、アーカイブ施設の運営とか、文化の振興のためにしなくちゃいけないことはいくらでもあるだろうに。今は条文的に20%を上限にそういう「共通目的」に使用することになっているけど、その上限を撤廃しようとかもっと上手に使おうとか、そういう話が権利者側からは全く聞こえてこないわけですが。そういう発想もできない人たち*2に、「Culture First」とか言われても全然説得力ありませんね。
もドゾー。