終電を降りてすぐ、デイパックを置き忘れてきたことに気がついたが、すでに電車は車庫へ行ってしまった。駅員に置き忘れた旨告げると、駅員はさっさと車庫方面へ。ついて行かなければいけないらしい。
ホームから線路に降りると、駅員は自転車でどんどん先へ行ってしまう。あわてて追いかける。
線路はやがて、いくつもの高架へと枝分かれしていく。その高架のひとつから、もうひとつへ、細い細い足場を飛び移ったりしないといけないらしい。足がすくんでとても渡れない。向こうには、何人かの乗客と駅員が。
平気で飛び移る人たち。危険な回り道をして向こう岸にまわったあと、子供を安全に飛び移らせる親子連れの姿も。
向こうに知り合いの顔をみつけた。大声で呼んで、デイパックを取ってきてくれないか頼むが、怖い顔でこっちを見るだけ。軽蔑、されたのかもしれない。
立ちすくんでいるすぐ側を、貨物列車が轟音をあげて走って行く。ここも安全ではないのだ。
もドゾー。