両親を使ってベスを服従させようとする軍。ありがちなシチュエーションだが、ベスの苦悩と両親とのすれ違いっぷりがリアルで切ない。ラストでベスの台詞を風に紛れさせる演出も情感をかき立てられる。
カララとギジェが救出に赴き、人々の間にある一定の絆ができていく描写もいい感じ。だが、カララとギジェが逃げ出したと勘違いして「撃ち殺せ」と言うジョリバにはちょっと引いた。これちょっと演出ミスっぽくないか。
対アブゾノール戦は、エネルギーを吸い取る敵にはそれ以上のエネルギー食わせて破壊、という、ロボットモノの王道パターン。あんましおもんない。
聴いた。
んー、これは意外。LOST IN TIMEは予想外の方向に旅立とうとしてるみたい。
ヲレは大歓迎だ。
「旅立ち前夜」は「もうすぐ此処を旅立つ君に」贈る歌。この曲がLOST IN TIMEが二人になって以降最初の音源であることを考えれば、やはり先日脱退した榎本氏のことを連想せずにはいられない。詞の字面を見ると平凡にも思えてしまうが、そういったバックグラウンドや、なにより海北の激しく前のめりなボーカルと合わせて聴くと心穏やかではいられない。なにか沸き立つものが。旅立つ人たちにも、旅立ってしまってずいぶんたつ人にも。
「鼓動」は、そんなわけで二人になったLOST IN TIMEの大事な片割れ、ドラムの大岡氏が初めてのボーカル参加。海北と掛け合いで歌ってる! 海北の声が基本的にイイ声で、シャウトしていても少し几帳面なところがあるのに対して、大岡氏の声には背中を守ってもらえるどっしりとした力強さが。全曲これで行くのは少しアレかもしれないが、ここぞという曲ではこの組み合わせは生きると思うなー。すごくいい。
一転して、「カッターナイフ」は海北の弾き語りによるフォーキーな一曲。悩み苦しむ少年少女の重苦しい叫びを淡々と歌う。やっぱりこれも今までのLOST IN TIMEの路線とは少し異なるけど、いい。すごくいい。
前シングルの「まだ故郷へは帰れない」「されど犬走る」「翔び魚」と合わせて、これは相当に神レベルなパッケージだわ。このLOST IN TIMEの疾走に対して、¥600は安すぎる。
もドゾー。