非常に興味深い。
ITmedia +D LifeStyle:「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言 (1/4)
輸入権の話でも、私的録音補償金の話でも、保護期間延長の話でも、いつも声高に主張するのは著作権管理団体ばかり。本当の権利者であるはずの音楽家の人たちの声はほとんど聞こえてこないか、聴こえてきたとしても、彼らの利益を代弁しているはずの管理団体とは全然逆の内容だったりする。
これってどういうこと?
常々不思議だったんだけど、このインタビューで、ようやくちょっとだけそのカラクリが垣間見えた気がする。JASRACが、レコード会社が、音楽出版社が、本来の権利者であるところの音楽家からピンハネしまくる姿は背筋が寒くなる。彼らがリスナーを客とも思わないことについては常々腹を立てていたわけだが、それどころか音楽家へのリスペクトもありませんかそうですか。
平沢氏は割と特殊な立ち位置にいる音楽家だと思うので、誰もが彼のようにメジャーを降りたり、原盤権を取り戻したり、JASRACからe-Licenseに(一部の枝分権の)管理を移したり、今回のインタビューのような話を言ってのけたりできるわけではないとは思う。しかし、音楽家の人たち自らが、アホらしい業界慣行を改革していかなければ、音楽産業は痩せ細って枯れていく一方じゃないか。
まあ、別にいいっちゃいいけど。寂しいけどな。
とりあえず、この記事を仕上げた小寺タンはGOOD JOB! できれば、レコード会社や著作権管理団体の中の人たちのご意見も聞いてみたいところです。一方からの視点では、なんか少し偏ってしまいそうな不安もあるので。ちょっとこの話は悪辣すぎて、信じたくない部分もあるしなあ。
もドゾー。