やっときたー! 周り気にせず会社で聴くわ観るわw
ジャケ見た時点でもう泣ける。宮本の作詞ノートの一ページの写真。搾り出されては打ち消される言葉たち。電話中に書くみたいなわけのわからない図形。インクの染み。きっとまた、頭かきむしりながらノートにかじりついてたんだなあ。
「友達がいるのさ」はもう何度歌われたかわからない、彼らが歌い続ける特定のテーマに沿った一曲ではある。ぶざまで曖昧な日々を、それを自嘲しつつデタラメな勢いで生きていく男の歌。今回、「あいつらがいるから」「友達がいるのさ」という動機が示されるのが興味深い。今までの歌は基本的には孤独な世界で、果ては友達と絶交したりしてたのにな。ともあれ、「東京中の電気を消して夜空を見上げてえな」というフレーズの発明と、そこから発展する世界が、いたく気に入りますた。
楽曲の歌詞を作詞者の生きかたとダブらせるなんてつまんない聴きかただとわかってはいても、宮本に関してはどうもそのへんがヲレ的に不可分なもので野暮をやってしまうな。
楽曲的にはミディアムな聴きやすいロックで、富永氏のドラムがいい感じ。宮本のボーカルはここしばらく高音のパワーにちょっと不安があるけれど、それを「味」にまで昇華できるといいねえ。
c/wの「DJ in my life」は、歌詞は全く意味不明w 洋楽のように聴くと良い(´ー`)y-〜
オマケのDVDには、かの名曲「東京の空」のライブ映像が収録されているわけだが、オリジナル音源同様、近藤等則さん呼んできて吹かせているのが必見かも。素晴らしいーヽ(´ー`)ノ 古いエレカシファンも買っとけー。
しかし、これと、アルバム『風』と、DVD『扉の向こう』の3商品を買って、その中から抽選でたった50名に特製Tシャツプレゼントって…、ちょっとあまりにもセコくないか?w いや、応募するけどさ。